サカナクション山口一郎と父・保さんの絆
小樽運河を守った木彫作家の父と、フロントマン山口一郎。喫茶店の記憶からSNSでの微笑ましいやり取りまで、二人の関係と音楽のルーツをたどります。
サカナクションのフロントマン・山口一郎さんは、楽曲のほぼすべての作詞・作曲を手がける稀代のソングライターです。その音楽性のルーツをたどると、必ずと言っていいほど語られるのが父・山口保さんの存在。SNSでの微笑ましい親子のやり取りが話題になることも多く、「父」というキーワードで検索する魚民(ファン)も少なくありません。この記事では、保さんの人物像から親子の絆にまつわるエピソードまで、公開されている情報をもとにまとめました。
父・山口保さんはどんな人物?
山口保さんは1947年、岐阜県下呂市(旧・飛騨地方)生まれ。大学を中退した後にフランスへ渡り、その後スウェーデンで看板画家として活動し、やがて北海道・小樽に移住しました。小樽では木彫作家として活動を始め、小樽運河の保存活動にも深く携わっています。
木彫作家
小樽で木彫作家として活動。野鳥や魚、小動物をモチーフにした作品を手がけている。
元・小樽市議会議員
2003年に初当選し、3期12年にわたって市議会議員を務めた経歴を持つ。
小樽運河保存の立役者
1978年、埋立て工事が進んでいた小樽運河で音楽イベント「ポートフェスティバル」を企画。運河を活かしたまちづくりのきっかけを作った。
現在は木彫工房「メリーゴーランド」を営みながら制作を続けています。父の出身地である岐阜県下呂市に開校した小学校の校歌を、息子の一郎さんが手がけているというエピソードも知られています。
喫茶店「メリーゴーランド」が育んだ音楽の原点
山口一郎さんの両親は、1976年から10年間、小樽市富岡で喫茶店「メリーゴーランド」を営んでいました。店内で流れる音楽やフォーク歌手のライブを幼い頃から間近で見て育ったことが、家にあったフォークギターを手に取るきっかけになったといわれています。現在の音楽性の原点は、この喫茶店での日々にあると言えそうです。
初めての親子対談が実現した2019年
2019年6月、アルバム『834.194』のプロモーションのために地元小樽のFM局「FMおたる」に生出演した一郎さん。番組中に急遽保さんが登場し、初めての親子対談が実現しました。
「大人の話に首を突っ込む子」だった
保さんは幼少期の一郎さんについて、何にでも興味を持ち、やりたがる子どもだったと振り返っている。
上京には最初反対だった
メジャーデビュー前に東京行きを告げられた際は反対したものの、1枚目・2枚目のアルバムを聴いて考えが変わったという。
音楽と人間性、両方を認める父に
息子がプロとして評価されている今の姿を、素直に喜ばしく思っていると語っている。
対談の後半は恒例の親子げんかで締めくくられたそうですが、その様子からも一郎さんが父から強い影響を受けてきたことがうかがえます。
SNSで見せる、仲の良い親子のやり取り
2023年には、一郎さんが自身のSNSで「親父が東京に」というコメントとともに、父・保さんの写真を公開。同じ丸メガネ姿がそっくりだとファンの間で話題になりました。近年でも、入院中の保さんから楽曲のリリース状況を気にかけるメールが届いたエピソードを一郎さんが紹介するなど、年齢を重ねてもなお近い距離感の親子関係が伝わってきます。
よくある質問(FAQ)
山口一郎さんの父親の名前は?
山口保(やまぐち たもつ)さんです。1947年、岐阜県下呂市生まれで、現在は北海道小樽市で木彫作家として活動しています。
父・保さんは何をしている人ですか?
木彫作家であり、2003年から3期12年にわたって小樽市議会議員を務めた経歴を持ちます。かつては小樽運河の保存活動にも携わり、1978年には「ポートフェスティバル」というイベントを企画・成功させたことで知られています。
実家は今も残っていますか?
かつての喫茶店「メリーゴーランド」は、現在は保さんが営む木彫工房として続いています。ファンの間では聖地として親しまれています。
親子仲は良いのですか?
SNSでのやり取りやラジオでの親子対談などから、良好な関係性がうかがえます。時折見せる親子げんかも含めて、ファンからは「いい関係性」として好意的に受け止められています。
まとめ:音楽と生き方、両方に息づく父の影響
山口一郎さんの音楽性やものづくりへの姿勢は、幼少期に過ごした喫茶店の記憶や、まちづくりに情熱を注いだ父・保さんの背中から少なからず影響を受けているのかもしれません。ライブやSNSでのちょっとしたエピソードから、そんな親子の絆を感じ取れるのもサカナクションというバンドの魅力のひとつです。
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